○○が痛い
前回の誕生日の時に書きながら思い出したこと。
彼は付き合いはじめに
「○○が痛い」をメールで何度も使っていました。
彼の仕事は肉体労働です。
その影響でしょう。頭が痛い、肩が痛い、背中が痛い、腰が痛い。
最初は普通に、体が痛い時に痛いと使っていました。
痛いと言い出す度に「だいじょうぶ?」と返信していました。
ちょっと鬱陶しいくらいに毎日のように「○○が痛い」と。
構ってちゃんなんだなくらいの認識でした。
しかし、「○○が痛い」の使い方が変化したのです。
はっきり覚えています。
最初の私の誕生日のメールのやり取りのときからです。
彼に非があって私が追及しようとしたとき、今後の二人の方向性について意見を求めたとき、話の矛盾点を確認しようしたときに決まって「○○が痛い」を使いだしたのです。
痛いと言われたら「だいじょうぶ?」と必ず返信していたので、そこで話を上手に切り替えられてしまっていたのです。
私が訊きたかったことのこたえはいずれももらっていません。
今思えばキレるのを回避し、彼なりに我慢していたのでしょう。
「○○が痛い」を使っていたのは、付き合いはじめて最初の1年半くらいだけでした。
その後は彼は私に気を使うことなくキレるようになっていきましたから。