お笑い番組を馬鹿にしてたけど……
これは、彼のアホなエピソードです。
お付き合いのはじめから私を奴隷化するまで、長い間彼は
「お笑い番組なんて観ない、くだらないよね」
とよく言っていました。
私は彼とは反対で、好きでいろいろと観ていました。
私が奴隷化されてから、等身大の自分を彼は少しだけのぞかせたことがあります。
はじめは酔ったときでした。
ご機嫌なようすで、お笑い番組の内容や若手の芸人さんの話をしはじめたのです。
彼「こういう芸する人知ってる?」(実際に真似てみる)
私「なにそれ、知らないよ」
彼「えー、知らないの?、最近よくテレビに出てるじゃん」
私「ふーん」
彼「じゃあ、○○って名前のコンビ芸人知ってる?」
私「知らないよ」
彼「なんでよ、今人気出てきてるじゃん」
こんなかんじでした。
実は私は、彼と別れる半年くらい前からお笑い番組をほとんど観なくなっていたのです。
常に彼に気を遣って接していることに疲れ、心身ともに不調になっていました。
お笑い番組って、自身が本当に不調のときは観る気が無くなりませんか?。
彼はそれ以来、お笑い番組が面白いとときどき喋っていました。
お笑い番組を観ているのに観ないと言い、それを自慢するなんて、小学生みたいですよね。
「俺、ニュースしか観ねーもん」みたいな。
もともとプライドが高い男だとは思っていましたが、こいつアホだな、と思った瞬間でした。